2012年9月21日金曜日

尖閣領有問題と日中戦争

さて、中国側は『指令一つで武力行使を行える準備が有る』とか、結構血気盛んな発言が見られる様ですが・・・・・
まぁ尖閣諸島を巡っての日中戦争は余程の事が無い限り起こり得ないでしょうねぇ
だって戦争したくないのは他ならない中国だから
国民感情を抑える為に、手出しできない事を知ってて挑発しているだけ


まず、尖閣諸島の領有権については、戦後の取り決めで日本の領土で有る事をアメリカは認めていますし、正式に決められています。
つまり、アメリカ側から見ても、中国が一方的に日本に因縁つけている形であり、尖閣が発端となれば日米安保に基づき、アメリカは日本に加勢します。(しないと条約無視になっちゃうし)

次に中国を取り巻く情勢です。
ご存知の通り、中国は広大な領地を持っていますが、その周辺諸国の多くと険悪ムードで、国境付近の防備を減らす事が出来ません。
加えて、内部事情も芳しくなく、反政府勢力もそれなりの規模があり、地方も国政に対し不満が大きいです(ガザとかが記憶に新しいかな?)
つまり、自国を維持する為だけにも大量の軍備が必要なんですよね
しかも、日中戦争勃発となれば、その勢いはここぞとばかりに大きくなる事が予想されます(アメリカも敵対するのでそれだけで後押し感が強いです)

日中戦争を行うにあたって、まず筆頭に来るのが海軍力
ご存知の通り海上自衛隊は戦力で言えば装備は充実しており、錬度も高く世界屈指。
さらに、現在、世界最強の海軍力を誇るアメリカも付き、基地拠点として沖縄は設備が充実しています。
大して、中国は陸軍主体の軍備であり、特に海軍は一番後回しにされています。
その為、数字上の数では、海自に勝りますが、装備の面では一世代も2世代も前の旧型艦、旧式装備が主で、勝ち目どころか話になりません。
更に、地理的に日本側は中国の主要の港全てを容易に狙えますが、中国は特に太平洋側の港を攻撃、封鎖する事は不可能に近いでしょう

空軍力に関して、中国は傾注できるのであれば、制空権を取れるかもしれません。
しかし、上記に上げた国内防備に裂かれ、その上での戦いとなります。
空自とアメリカを相手取り、グっと押せる程の空軍力があるかといえば恐らく無いでしょう。


つまり、中国にとって尖閣を発端とした日本との戦争は非常に不利となります。
そして、負ける・・・押される事すらも中国にとっては国内外からの危機に強く晒される自体となります
故に中国『が』戦争をしたくないであろう。と、私は考えています。

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