2012年2月29日水曜日

EPA

さて、急速的に話を詰め始めたEPA
色んな国と貿易協定の交渉を行ってはいる日本ですが、TTP、日中韓FTAに加え対欧EPAに関する議論が急加速しています。


まず、これは日本にとってかなり良い事です。
今回のEPAの協議加速の背景にはやはりEUの金融危機。
建て直しを図るべくEU側が積極的に日本へと打診しています。
※以前取り上げましたが、超金持ち国家日本は当面の黒字経済が保障されている様な物であり、交渉相手として魅力的なのです。また、技術力も世界トップレベル。特に、先進国で求められる技術である環境技術においては頭一つも二つも出ています。

勿論他の打開策も練っているでしょうが、EUは日本との貿易協定終結を一つのキッカケとしたいんですね。
また、日本にとってもEUとの取引はメリットが大きいです。
市場としての価値もありますが、特に、ドイツやスイスといった経済大国との交渉がグっとやり易くなります。
また、ドイツもまた世界トップレベルの技術力を有しています。

それと、私感かもしれませんが、欧州諸国は協調的な動きをします。
中国はワガママ。豚の癖に高慢。見栄っ張りなので超自己中
米国もまた目立ちたがり屋です。妥協する所は妥協しますが・・・・・・
そして日本は・・・すごく・・・弱いです・・・・残念なくらいに押しが弱い。
パートナーとしても欧州気質は日本と比較的向いているとも言えます。(かといって米国の存在は現代日本にとって必須の物であるが)

今回、情勢的にも対欧州との協議は日本に分があります。
うまく生かして、より日本に益のある協定として貰いたい所。



ホント、今日本をとりまく貿易協定ラッシュは日本の世界に直結するからな・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿